柏ジュニアストリングオーケストラ音楽プロジェクト2019

ミニコンサートのプログラム

指揮 石田常文  

打楽器アンサンブル

(申し訳ありませんが、都合により打楽器アンサンブルは中止となりました)

フルートアンサンブル

テレマン作曲 2本のフルートのためのソナタニ長調より 第1楽章

カノン

ヨハン・パッフェルベル作曲(1653 〜1706ドイツ)
「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」 より

バロック時代中期の1680年ごろの作曲。ヴァイオリン3本(3部)と通奏低音のために書かれていて、ヴァイオリンの3つのグループが、同じ旋律を2小節ずつ、ずらして演奏します。

ヴァイオリン協奏曲「冬」

A.ヴィヴァルディ作曲(1675〜1741イタリア)
独奏:家村怜実
合奏協奏曲集「和声と創意の試み」Op.8より  No.4  RV297
ヴイヴアルディの「四季」として知られている1725年に出版された合奏曲集「和声と創作の試み」の12曲の最初の4曲をさした名称です。 春、夏、秋、冬のそれぞれの楽章には、音楽を表現したソネットが添えられています。

第1楽章 アレグロ ノン モルト
寒さの中で身震いしている。足の冷たさを振り解くために歩き回る。
辛さから歯が鳴る。
ソロヴァイオリンの重音で歯のガチガチを表現している。

第2楽章 ラルゴ
外は大雨が降っている、中で暖炉で満足そうに休息。
ゆっくりしたテンポで平和な時間が流れる。

第3楽章 アレグロ
私たちはゆっくりと用心深く、つまづいて倒れないようにして氷の上を歩く。
ソロヴァイオリンは弓を長く使ってこの旋律を弾き、ゆっくりと静かな旋律に続く。
しかし突然、滑って氷に叩きつけられた。
氷が裂けて割れ、頑丈なドアから出ると外はシロッコと北風がビュービューと吹いていく。
そんな冬であるが、もうすぐ楽しい春がやってくる

おもちゃのシンフォニー

アンゲラー作曲 (1740-1794 チロル)

第1楽章 アレグロ
第2楽章 アンダンテ
第3楽章アレグロ  
 
実際に子どもがあそぶおもちゃを弦楽合奏にとりいれて、本物の交響曲のように3つの楽章からなる可愛らしい曲です。
使われるおもちゃは、ラッパ、タイコ、カッコウ笛、水笛、ラチェット(カタカタ)、うずら笛、トライアングル。
おもちゃの交響曲は自筆譜が残ってないため、作曲者がわからず、最初はハイドン、次にミヒャエル・ハイドン(ハイドンの弟)の作曲と言われていましたが、1951年に見つかった資料をもとに、レオポルト・モーツァルト(モーツァルトの父親)と思われていました。
ところが1992年に、チロルの無名作曲家アンゲラーが作曲したと思われる資料がみつかり現在ではアングラー説が有力となっています。     

愉快な農場

L.アンダーソン作曲(1908~1975アメリカ)

アンダーソンの曲は、クラシック・オーケストラで演奏されることが多いですが、クラシックやジャズなどをミックスした作風で、セミクラシックともいわれます。 目覚まし時計、タイプライター、サンドペーパーなどを楽器として使ったユーモアにあふれる曲もたくさんつくりました。
愉快な農場では、鳥、牛、ヤギ、カッコウ、アヒル、豚がみなさんをお待ちします。

※曲目は都合により予告なく変更になる場合もありますので、ご了承ください